mono-seriesの公式サイトに「主宰ごあいさつ」を掲載しました。2/16(日)から本格的にSNSで討議に入りますので、興味のある方はそれまでにエントリー頂けると有難いです。
さて、以前下記にも書きましたが、今年は(モノシリに限らず)、「主宰の神野」と「一スタッフの神野」を分け、前者が後者に発注する、後者は時間の枠内でそれを受注するという形をとります。
モノシリのスタッフをやるにあたって、公式サイトでは「主宰としての神野」の立場で書いたので、ここでは「一スタッフとしての神野」として書きます。
大前提:「成功に貢献したい」けど、「無理はできない」
なんといってもこれです。
mono-seriesのようなクイズの楽しみ方が絶対とは思いません。しかし、「他のクイズのスタイルでやりにくいこと」を実現できると思っています(下記リンク)。今年も成功させたいし、この先5年10年も続けていきたいと思います。
一方で、これまでは「成功のためなら」自分を権藤をはじめとする歴々のドラ投手陣なみに酷使し(浅尾きゅん……)、岩瀬なみのタフネスと馬力・対応力でなんとかしてきました。
ただ、僕も43歳になり体力・気力の低下が著しく、かつ今年こそは自分の身に大きな動きがありそうなので、まあ今までのような無理はできない、と……。
以上を考えると、
・「主宰としての僕(経営)」に、「主宰でなければできないタスク」と「それ以外のタスク」をはっきり分けてもらう。
・「一スタッフとしての僕(執行)」は、「主宰でなければできないタスク」は受けるとして、「それ以外のタスク」はあくまでできる範囲(平日2時間、休日6時間、週15時間)で受ける。
・「それ以外のタスク」から「できる範囲」を除いた部分は他の方にお願いする。他の方が受けなければ自分が代わりにやる……のではなく、「他の方が受けないならば、無理してやらない」「無理してやらなくても回る」仕組みにする。
というような方針でいきます。
「理想論」ではなく「達成すべき将来」として、僕以外の方に主宰をバトンタッチしてもうまく回る……3年以内にそこまで持っていきたい。5-15年後は修羅場だと思うので……。
絶対に他の人にお願いしたいタスク
・東京以外の開催責任者(人事決め)
これに尽きます。ここ数年、地方の人事決めを全部僕の方でやってましたが、正直かなり厳しいです。致命的なミスもありましたし……。
何が大変かというと、以下の3点。
(1)5セット無事確保へのプレッシャー。(1ラウンド3人+ペーパー受け取り手)×5セット埋まらないと安心できない。とにかく一番はこれ。
(2)6地区同時並行のマルチタスクのプレッシャー。誰をどこに持っていくかはパズルみたいなもので(○○さんは問題出してるからこのセットは駄目、など)、6地区同時進行すると頭がパンクしかかる。前回は前日夜までやってました。
(3)「直前」という時間のプレッシャー。直前まで人が足りないとか、直前エントリーの方をスタッフに組み込む(そうせざるを得ない)などなど……。せめてこれが2週間前にある程度確定していれば、責任者にとってもスタッフにとっても楽なのだけれど。
一方で、「全国6地区でやりたい、減らしたくない」「どの地域でも、さまざまなクイズを楽しんでほしい」というのは「主宰としての神野」のこだわりです。これまでなんとか6地区開催を維持してきました。
ただ、繰り返しになりますが、これ以上無理はできない。また、各地区には各地区の事情もあります。具体的には「他にもいろいろなイベント」が増えてきており、比例してスタッフとしての負担も増えてきています。それに対し、自分が「その会場に行って専任で回す」ことは、今のモノシリの仕組み上できない……と考えると、無理強いはできないと考え直しました。
なので、
「地方開催責任者」1名と、「司会・問読みをやっても良い」人が6名揃わない限りは、その地方での開催は行わない。
というのは、「一スタッフの神野」からすると、mustとお考えいただきたいです。
ただし、何も策を打たずにバトンタッチすると、ますます「誰も受けない」可能性が高くなる。ので、上記の3つのプレッシャーについては、下記のような手を検討します。
(1)5セットでなくても、3-4セットでも開催できるようにします。その後人が増えたら、より多くのセットに参加できるようにします。(3-4セット開催の場合、ネット開催分の問題を当日読めば、一人あたりの早立ち参加問題数はそんなに減らないと思います)
(2)6地区別々の担当者を置き、同時進行しなくてもいいようにします。もちろん緊急時はサポートします。
(3)「直前」に決めず、2週間前には最低限のスタッフが決まっているようにします。
まあ、ここ数年とにかく大変だったのは「5セット分のスタッフを集める」ことにあったわけで、ここが「最低3セット分でもいい」となればだいぶ楽になるはずです。
○広報
前回tknmtrさんにお願いして大成功した部分。「神野のイベント」ではなく「いろんな人が携わるイベント」である以上、僕以外の方の言葉で広報活動した方が効果が高いな、と思いました。もちろん「主宰の名前で話す」場面も出てくるわけですが、それも減らしていきたい。
東京第2セット。町長さんが2発単独殿堂を決めたのが光る。
できれば他の人にお願いしたいタスク
mono-series.jimdofree.com
○エントリー・名簿担当
日々のエントリーをお受けする担当。所要時間こそ「1回5-10分」ですが、トータルすると結構負担になる。余裕がないときはエントリー頂いた方への連絡が遅くなりがちで申し訳なく、顧客満足という意味でも改善したい。
ここをどなたかにお渡しすると心理的にはかなり楽。
○備品関係
今年「備品準備会」やってだいぶ楽になった。ただし紙・備品を持ち込むのが1人では無理(結局Qくんの力を借りた)。
あと「ペーパーとUSBを誰に送るか」は、前回は希望者募ったけどなかなか手が上がらなかったので、今年はもう「問読み担当に一任」と決めたい。住所知られたくない場合は郵便局止めを使用頂く形で……。
○事後処理(集計、問題集編集など)
今年は札幌・大阪のペーパー集計をお願いしだいぶ楽になりました。それでも12月一か月間で50時間かかったので、ここは分担・省力化したい。
問題集編集も、「誰が殿堂だったか」のリストを各地区で入力してもらえると、僕はとりまとめるだけなのでかなり楽になりますし、ミスも減ります(今は殿堂画像から僕が入力している)。
その他、「印象に残ったアンケート」の集計意外と大変だったんですが、マークシート使うのも手か……。(1枚1.65円ですし)
○東京の開催責任者
これは「できれば」の話なんですが……今後僕がいなくなることを考えると、東京での開催責任者を僕以外がやる、のは一度チャレンジしたいところです。
ここまで分担できれば相当楽になるし、「1日2時間のタスク」で収まる範囲になります。そうすれば5-10年続けられるメドが出てくる。
主宰としても、一スタッフとしても、「無理のない範囲で」成功に向けて貢献したいと思います。皆様よろしくお願いします。