もろもろ雑記(2024年1月)クイズ篇
異動・新生活で忙しいはずなのに、ここ数年の中でも一番クイズをやっていた感。「できる範囲でやろう」と思っていたルーティン(問題集、自作、雑誌)もできているし……。
仕事で気合が入っている時期は他のことも頑張れるのか。とはいえここからは引き継ぎから正式に自分担当になるので、「仕事の余りの労力で、できる範囲でクイズをやる」のは継続で。
【クイズ・企画者】
○早朝フリバ&普通のフリバ
出張が多い。夜は確実に飲み会なのでまず参加できない(参加できたとしても頭が回らない)。 一方で朝は、寝過ごせないことを考えると6時にはだいたい起きてるし、出張のときの朝の支度はほとんどないので、むしろクイズやれるんだったらやりたい。
……ということで早朝フリバしてみました。
17(水)・19(金)・26(金)と3回やりましたが、いずれも6時過ぎから4人集まって卓が立ち、7時に近づくと7人近く集まる盛況ぶり(5-6時はさすがに集まらなかった)。「参加はできないけど準備しながら聞く」というニーズもありそう。これは鉱脈か……。
あと、クイズの実力だけではなく朝の強さも結構影響しそう(多分普段ならしないだろうなー、という誤答も散見された)、という知見を得た。
今後も出張は多いので、やってみようと思います。体力・気力的にも楽。仕事もいきなりフルスロットルでできるので好影響。
なお妻には「おじじクイズ」と言われた。
あとそれと別で3日にABC、15-16日に yaQQamiオープンでフリバ。問題集決めてやるのが参加しやすいかも。
○1/14 シェルパ 03「コテンパンオープン」再放送
参加いただいた12名の方ありがとうございました。また、スタッフのマダムさん・dobbyさんありがとうございました。例の「壇蜜or木嶋佳苗2択」もやりました。例の「アプリ」も出題しました。Zentai.
懇親会も盛り上がったのですが、内容を何一つ書けない……。
○今後のシェルパ
・全国の方向け
「静岡で再放送してもいい」という方募集中です。参加費の2割(過去実績だと3000円くらい)お支払いし、参加者に問題集の購入を推薦します。
特に2月後半-3月に再放送できるものだと嬉しいです。
あと、#シェルパ のようなの再放送の仕組みは他の地域(東京・大阪とかサークル単位でも可)でも実施できると、さらに効果が倍増します。
自分自身、何か企画やるときはこの仕組みで再放送してほしい……。
やってもいいという方いたら、こちらもよろしくご検討ください!
・静岡県内の方向け
静岡の方で、「こんな企画を再放送してほしい」というご要望があったり、「当日スタッフ(問読み・司会)やってもいい」という方いたらご一報ください。
後者は5000円お渡しします。
○早稲田式の端子
いくつか修理に出し、あとライトの部分が外れていたのでセメダインを購入し再接着。
これを勧められました。不器用だけど接着。
○クイズイベント、開始時間早めるメリットあるのでは?
「意外と朝型の人が多い」のであれば、イベントに応用して
9時 開場
9時半 開始 ぺーパー (この間セッティング)
10-12時 採点 (スタッフ一部と参加者一部はセッティング)
12時 早押しスタート
16時半 終了
ということも可能なんじゃないか、という思考実験。
メリットは
○コストダウン。会場は午前が安く、夜間が高い。
○スタッフ・参加者の有効活用。ぺーパー最中、実はスタッフの大半は暇。また採点の間参加者は暇。
○お昼時に飲食店に集中すると混む。11時からなら割とすいてる(開店してれば)。
デメリットは遠征・遠距離勢には優しくないこと。
【クイズ・プレーヤー(イベント)】
○1/6 Triangle
勝負勝勝、ジャンケン以外は全て1抜け(しかも割と強さを出せた大差勝ち)だったが、肝心のボードがいまいちで19点。 ボーダーまであと6問の大差。いやこれ準決勝行った人たちすごいな……。(ちゃい!)
300人近い参加者が、17時くらいまで同じ機会、自分のレベルに合った人とクイズができる、という仕組みが本当に凄い。それをやろうとするのも凄い。 今「いろんな人が幸せに休日を過ごすクイズイベント」について考えていて、それの一つの理想形を見た感。
なお早押し唯一の負けは「6○2×からのじゃんけんで後輩に敗退」。いいジャンケンだったぜ……。
しかしこの25問正解マジで凄いな……。『東大王』対策をかなり頑張っている方、ということで、「なるほどそこなのか」という感。
#TriangleQ
— shimogon (@shimogonn) 2024年1月7日
ビギナーでの予選1位を獲得した若林さんはボード48問中25問正解(!!!??!?!?!!??)で、フルオープン・ビギナー合わせた400人の中で、2位に3問差をつけてのダントツトップ!すごすぎる〜〜〜‼️‼️‼️ pic.twitter.com/xlaaCM8e4I
○1/6 sharpen up life
・1-2R
筆記があるイベントの採点待ち時間でマッサージに行く、という実績を開放。
問題集作成とかいろいろあって首や肩や腰や足が大変つらかった。だいぶ楽になった。何も考えなくてよい(考える余力がない)=エネルギーを浪費しない点でも良い。
筆記15位→1抜け。
○へべす(出張で聞いた)、近松半二(読んだ)、壬辰に女偏をつけると妊娠だから(どっかで聞いた)
×動物の謝肉祭(英雄の生涯と誤答。それは本人の引用)、寛永寺(浅草寺と誤答。上野あたりの寺とわかってて出てこなかった) どちらも自作……。
・3R
・ボンディやエチオピア→じゃがいも、などのカレー力を発揮し3抜け。 東京駅の「天地創造」、「総武線に降りていくときのアレ?」と勘押しして「ステンドグラス」正解したが、2012年に京葉線通路に移転したらしい。僕が見たと思ったのなんだったんだ?
・『成瀬は天下を取りに行く』、続編のタイトルというむっちゃいいところで押したとこまでは良かったが、「ななせ」と答えてしまった。 久保……。
・「ワンシチュエーション(ソリッドシチュエーション)」スルーにしてしまったけど、過去出してるじゃん。自作読み直さないと。。。
ともあれ、若手主催イベントの7○3×ずっと負けてて(6○まで積んだり判定負けたりしたりとあと一歩なのも何回か)、判定3抜けとはいえ初めて勝てた気がする(やや難の学麺自は別として)。
探すのをやめた時、見つかる事もよくある話で。
・準々決勝
入山章栄『世界標準の経営理論』読了。普段ビジネス雑誌や新聞で見かける話も、アカデミックな源流(経済学・心理学・社会学)がある、というのは面白いですね。
— 橙武者@静岡 (@orange_quiz16) 2022年3月30日
『世界標準のクイズ理論』誰か書かないだろうか。これも源流は他の学問にありそうですしね。競技的なところはスポーツとか。
・準決勝
準決勝に挑む精鋭8名#sharpenuplife pic.twitter.com/KK2pjJBM3B
— SATOSHI ENDO (@satoend918) 2024年1月7日
1-11(jsoの誤答で点入った)で手も足も出ず。 答えられる可能性あるのナイキくらいだった。 飯山仏壇聞いたことないよ……。
とはいえむっちゃ問題面白かったし、自分向けの傾向がいつ来るかわからないので、できる範囲で知識集めたいと思った。いい一日をありがとう!
負けたところで中座。寄り道しなかったところ、21時半頃に静岡の自宅に帰着ー。
19時頃に江戸川区の会場を出るとこんなもんか。 しばらくは仕事優先を考えるとこの時間には帰っておきたい。
この時間だったらこれからエアロバイクこいで風呂入って寝ても翌朝には響かないし。
・早ボで答えた部隊鍋(プテチゲ)
『実録サボキャン』で食べてたじゃん!(3巻の韓国篇)
これがあったから、コーリンでヤング鍋食べた時「これ部隊鍋だよなあ」と記憶してたんだった。
そして今女性誌読んでたら出てきた。昨日の今日で。びっくり。
サボキャン(主催のお二人が生まれる前の漫画なのか……)、庚琳(コーリン。京都・西院の韓国料理屋。遠征のたびzukaたちと行ってた)にせよ、学生~若手社会人だったころの自分の青春を彩る漫画と店で、それ経由の知識を20年近くたってクイズで答えられるのは本当に嬉しい。
「昔から漫画や本が好き」
「食べたことないものを食べるのが好き」
「接した後に調べるのも好き」
30年以上のそういうつながりがこういう正解に結び付いた。どれが欠けてもダメで、食べただけだと「ヤング鍋」と答えてた(検索出てこないのでオモニ独自の表現?)。それも嬉しい。
○1/27 WxY
特に対策せずに参戦。
「頑張っている人のツイート」が目立つし、そういう人の活躍も見たいけど、みんながみんなそうでなくてもいいよね、感。
この手のジャンル限定戦は「(失礼ながら)見知らぬ超強豪」が出てくる可能性があるので、そういう方も見たい。
・受付
アメの有無で受付したかどうかわかるシステム。
こんなの初めて見たー!(クイズでは)
そして「応援するスポーツ選手のユニフォームを着て戦いに挑む」方。これはクイズイベントでもよく見かける風景。 「KIYOTA」でなければな……。(育宏)
・1R
生活に密着して、家族や職場、友人と盛り上がった話題。自分が興味を持って読んだ本やサイトの数々。それらをクイズの形で共有する。素晴らしい。
とはいえクイズとして答えられるかっていうと別。
90〜ゼロ年代、当然よく見聞きしたネタが多かったけど、かなり忘れてた。ここらへんはやはり問題文の形で改めて触れないとなあ。
筆記13位(またギリ黄プレート)。
・2R
「葉山御用邸」「愛甲猛」「志村けん」とあと一つ正解して4抜け。
答えているのが普通クイズ……自分らしい問題を1問でも正解したいところ。
・3R
byが下位で弾かれて、初めてやったかもしれないSwedish10、
割と普通目の問題を正解し、最後は雑誌か新聞で覚えた『日本統一』をあやふやながら正解し、にん店くんに次ぐ2抜け!
なお一番答えられて嬉しかったのは、3代目が「熔かした」製紙会社。
クイズで時間熔けるんだったらまだ平和じゃない?
あと、会場では金竜さんしかわからそうな話なんですが、『丸』を正解したときに「藤井杯(1996か97)の◯×クイズ、早押しで正解を発表するというギミックで、そこで出題されたのが『丸』」ってのを思い返していた。
わざわざパンフに『丸』が伏線として載っててね。
というかこの時優勝したの金竜さんだ。『花の子ルンルン』で。
・準決勝
1セット目は2○で生き残り。
2セット目は「桜樹ルイ」を「松坂季実子」と誤答したが、「兄が逮捕された大石=広瀬姉妹(地元!)」「せっちゃん」とリカバーしボーダーに(勝ち抜けとも1点差)。とはいえこれは僕の世代問題をとった相手が強かった。。。
結局僕をサドンデスで倒した方が圧倒的強さで3抜け、準優勝。
とはいえ総合6位、という想定外の結果。「地下もあるけど幅広系問題」が多い大会で楽しかった。
入場のときに写真撮られて、入場シーンで使われた。得点表示は写真無かったとはいえ嬉しい。もうあきらめていたが、まさかここで半分達成するとは……。
決勝で得点表示に写真使われた~。
あの誤答がなければ、もしくは最終問題かサドンデスで突っ込んでいれば……とも思うが、宿題があるからクイズ続けようって気にもなるわな。
・終了後
若手がすなる「ネームプレート持って記念撮影」といふものを、1995年入学組もしてみむとてするなり。(1位の方許可済み)
懇親会とても楽しかったのですが中座して帰宅!中座したくない!まだ話したい人いる!けど今日中に静岡戻っておかないと……。(明後日からの出張がなきゃ泊まるんだけど)
……ビールメガ×3杯しか飲んでないのですが、うっかり錦糸町と間違えて亀戸で降りてしまい、三島行きの新幹線→残りは東海道線、で帰宅。+1時間。
リアル終電が後ろに一本残っていてよかった……。しかも静岡止まりだし。今後土曜だったらこれかな……。
1時過ぎに帰宅したら妻が起きてた。
ぼく「今日大学2回生にサドンデスで負けて……」
妻 「息子と同じ代ポね」
ぼく「その後中学2年生と話して……」
妻 「息子マイナス6歳ポね」
ぼく「ところで問読みは金竜さんで」
妻 「そこだけは先輩ポね」
スタッフの皆様お疲れ様&懇親会でお会いした皆さんありがとうございました!
【クイズ・プレーヤー(サークル)】
○1/13 静岡ユナイテッド
午後から参加。昨日の飲み会、2人で焼酎4合瓶を1本半あけ(麦冠情け嶋が超美味しい)、二日酔いで目覚め、午前のフリバ参加できず……。
幅広傾向が楽しめるのは有難い次第ですね。ありがとうございました!
みちくんがつーよーいー!
○1/18 静大QC
社会人も参加OK、につられて静大QCさんにゲスト参加。門戸開放いただきありがたい次第。
「基本短文でフリバするが、Saphirくんが正解したらコンモリの難問長文が1問出題される」謎フリバ。いろんなクイズが楽しめるのは良い雰囲気だなあ。
静大「初参加の方は無料です(!)」
ぼく「さすがに払うよ」
静大「dobbyさんも無料にしましたので……」
配慮!ありがとうございました!
○1/20 SDQC
いろいろ準備してたら遅くなり午後から参加。途中酒屋に寄ったら長野の「積善」が売っており、1升便を抱えて参加。ヤバい人だ(クイズ前・中は飲んでないので念のため)。
第122回例会は6名の参加で無事終了しました。初開催の「第1回大フリバ大会」は橙武者さんが初優勝を果たしました。おめでとうございます!!
— 静岡のクイズ団体 "SDQC" (@sdqc_shizuoka) 2024年1月20日
次回は2024年2月17日にアイセル21 第33集会室で開催します(早ければ本日中にエントリー開始いたします)。#SDQC #静岡でクイズ pic.twitter.com/gLSch3vPSA
○1/21 シンサクール蒲田
初参加の方が5人、というフレッシュな回でした。
楽しんでいただけたのであれば良いのですが。まあこういうサークルもあるということで。
シンサ例会、ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!
— notomo (@notomo_quiz) 2024年1月21日
私としては問読み、滑舌が悪かったり何十回と噛んだり、すみませんという気持ちが大きいです。
問題を自分で作っておきながら問読み中に失笑してしまったのも反省ですね…
それでも楽しんで頂けたのであれば、とても嬉しいです!
notomoくんstepsが良かった。先日のQOOLくんもそうでしたが、初企画で250問出すのに挑んでくれるのは嬉しいですね。複数人ででも良いのでよろしくご検討を。
○1/28 SQUALL
出張準備が一段落したので、SQUALLに2時間ちょっとだけお邪魔しました。
いろんな実力層の人が楽しめるために企画のちょっとした工夫でカバーする、という方針は参考になりました。
◯早押しで5問とった人はボタンから手を離し、誰かが押したところでボード(回答権のない早ボみたいな感じ)
◯空欄埋め(車の販売数ベスト10とかで「◯-◯◯◯」みたいになってる)
あたりはいろんなところで活用できそう。
僕はとかく「新しい人、普段やらない人とのクイズ」を訴求してしまうのですが、「気心の知れた仲間たちとのクイズ」を求める人もいるし(むしろそちらの方が多いのでは)、いろんな場があっていいな、と再認識しました。ありがとうございました。
【その他】
○ゴルフの『Tee It Forward』という考え方
雑誌で見かけたのですが興味深い。飛距離と実力に応じてティー(どこから打つか)を選んで、身の丈にあったプレーを楽しもう、と。
クイズも似たようなことできないかな。
ゴルフもクイズもコンペ文化が強い点は共通するけど、だからこそ参考になりそう。
○「クイズにおける存在価値」
早朝クイズがまさにそうなんだけど、僕のフリバの場は「4人そろってスタート」。逆に言えば「4人いないとクイズができない」。少人数だと盛り上がりにくい。
僕も「クイズにおける存在価値」を考えてしまいがちだが、実は「参加するだけで場が成り立つ、盛り上げに寄与する存在価値」は確実にある。
これがイベントだとなおさらそうで、もちろん参加費収入的な話もそうだし、「人が集まるイベントは、他の人も参加しやすい(逆もまた然り)」という要素もある。
○ありがとうございます
ダイキリくんの「良かったクイズ大会2023」にmQ'23を取り上げてもらいました。とても嬉しい!
note.com ちゃんとした文章で返したいと思ってます。しばしお待ちを。
○「クイズの多様性」の可能性
短文基本を銘打たなければ、早押しの多様性はまだまだ無尽蔵に広がっていると思うし、短文基本のなかでもその可能性は模索されている
— ひまたん (@summer_gaku) 2024年1月28日
同感。
そして個人的には、「短文基本」の新しい潮流は「短文基本」以外の早押しにヒントがあり、そして「早押し」の新しい潮流は「早押し」以外のクイズにヒントがあるのだと思う。
自分も行き来しながら、何か新しいものを作っていきたい。
もっと言えば、「クイズ」の新しい潮流は「クイズ」以外の世界にヒントがありそう(逆に言えば、「クイズ」「早押し」「短文基本」だけの最適を考える中だと、なかなか新しい潮流は生みにくいと個人的に思う)。
だからこそクイズ界でも多様性は大事。
補足しておくと、一方で「クイズ」「早押し」「短文基本」が大好きで、その枠の中で質を上げよう、頑張ろうとする人も質の向上とオリジナリティのためには大事。
また、その双方をバランスとれる人も大事。
アスリートも大事。企画者も大事。観客も大事。
結局、いろんな人が大事。