僕は静岡出身で、仕事の都合で全国を転々としており、今は長野在住です(家族が住んでいるためクイズの拠点は東京ですが、あと3年でどうなるか……)。
そういう事情もあり、特に「地方でのクイズの活性化」については、極力貢献していきたいと考えています。
「地方でのクイズの活性化」に対し、自分が行っている手段は2つあります。
一つは、初心者から実力層まで、多くの人が競い合いながら楽しめる、「その地域に住んでいる人が主体的に参加できる、身の丈にあったイベント」。これには短文基本クイズ、いわゆる「競技クイズ」が適していると考えます。
もう一つは、「競技クイズ」以外の楽しさを伝え、「クイズの楽しさの幅広さを実際に味わっていただくイベント」。これはいろんな選択肢があるのですが、mono-seriesおよびスピンオフ/学園は、「幅広い知識に」「半日ずっと体験していただける」点でメリットがある、と考えています。
(1) 地域最強位/新人王
こちらについては昨年も書きましたので、参照いただければと思います。
現在、8地域(北海道、北奥羽、北関東(新)、千葉(新)、西東京(新)、新潟、静岡、中四国)と1サークル(KQK三田会)の方に挙手いただいています。
昨年実績だと最強位150問、新人王50問を出していただければ共有可能です(何地域・サークルの方が参加するかによって変わってきます)。各地域・サークルの方、よろしくご検討ください。
「地域」と言っていますが、たとえば「サークルのNo.1決定戦などの企画で使いたい」という形でも結構です(ただ同じ問題なので、当該地域の最強位/新人王には出られなくなるので、その点ご注意ください)。現に昨年、KQK三田会(OB・OG会)では「現役生とOB・OGが、懇親会前にクイズをやる企画」として使用しました。
また、昨年埼玉・東海が行ったように、「AQLの空き時間に行う」というのも一つの手ですので、こちらもあわせてご検討ください(上記の通り、当該地域の最強位/新人王には出られなくなるので、その点調整をお願いします)。
(2) mono-series、学園/スピンオフ
こちらについては何度か書いていますので、そちらを参照ください(最後にリンクを張っております)。
今日述べたいのは、「なぜ東京だけではなく、地方でもやるのか」という点です。
僕は、どの地域でも「さまざまな傾向のクイズ」があって、それぞれが嗜好やスタンス、得意不得意などで、自由に選べるのが理想だと思っています。関東・関西だけではなく、最終的には「日本全国」が理想だし、まずはその前段階として「札幌・仙台・名古屋・福岡」を含めた全国6地区で達成したい。
その点、「地域最強位/新人王」の目的には短文基本クイズが最も適しているのでそれを採用しますが、それが絶対とは全く思っていません。むしろ、「短文基本クイズが絶対」と思われるのを避けたい、と考えています。
短文基本クイズ以外にも、さまざまなクイズの楽しみ方があります。
・スピード勝負ではなく、「知っていればわかる」知識勝負の楽しさ。
・「勝ち残り」ではなく、全員が同じ数だけクイズを楽しめる仕組み。
・問題に答えるばかりではなく、自分から問題を出す楽しさ。
・クイズにあまり出ないが、「その業界では/自分にとっては当然の知識」をドヤ顔で答える楽しさ。
などなど。
学園mono-seriesの殿堂。「さまざまなクイズの楽しみ方」の実例。
もちろん他にもいろいろなクイズの楽しみ方がありますが、mono-series、およびスピンオフ/学園は、「短文基本クイズ」以外の楽しみ方を伝えるには一つのいい手段だと思っています。
各地域の方にはご負担をおかけしていますが、僕がmono-seriesを全国6地域でやることにこだわっているのは、「どの地域でも、様々なクイズの選択肢があって、各自がそれを選べる」環境を作っていきたいからです。
興味のある方、ぜひエントリーをお願いします!