【mQ/ひとりモノシリ 06】問題の集め方・選び方
mQでは、「幅広い属性・スタンス」の方から問題を募集します。
今回は、具体的な問題の集め方・選び方についてご説明します。
問題フォームのテストにご協力ください（9月中）
こちらの問題フォームを使用します。
Excelで問題管理している方にとっては、コピペが面倒かと思います。すみません。
「提出ジャンルのリアルタイム表示」「スタッフのとりまとめ労力の大幅低減」が目的です。
提出ジャンルは、こちらに掲載されます。
大・中ジャンルはリアルタイルで自動反映、小ジャンルは数日に1回手動で更新します。
実際の募集開始は10/1ですが、事前に「フォームにトラブルがないか」テストします。
過去問や「ああああ」でもいいので、送信のテストにご協力頂けるとありがたいです。「送れなかった」「変なところに飛んでしまった」など、ご意見・ご感想ありましたら公式アカウントか神野までお願いします。
問題のコンセプト
・少人数では作れない、「幅広い」問題群を、「多人数」かつ「さまざまなクイズ経験・属性」で作る。
・クイズにおける知名度ではなく、「その業界にいる人であれば大半の人がわかる」ものを出題する。
・その上で、まだあまりクイズでは知られてない(既出になっていない)ものであれば好ましい。
「あまりクイズで知られていないものが好ましい」と書きました。
しかし、初心者～中級者の方、久々のクイズの方は「そもそも何がクイズでよく出されているか」判断し辛いと思います。
その場合は難易度については無視頂き、「その業界にいる人にとってどうか」に意識を集中して提出願います。
募集概要
時期 一次＝10月1-31日 二次＝未定(不足の場合のみ)
問題数 一次＝1～5問 二次＝未定
傾向 上記コンセプトに合ったもの
長さ 80字以下(ふりがなは除く)
ジャンル 同一の小ジャンルは一人1問まで
提出方法 Googleフォーム
必須項目 問題、正解、出典1、出典2、提出者名、メールアドレス
推奨項目 解答基準、解説、メッセージ(出題者の思い・感想・出題意図)、特に出したい1問
出典 極力ネット上で確認できるもの。Wikipediaは不可。
問題選定
前身のmono-seriesでは、複数人の投票をもとに、チーフが出す問題を選ぶ方式でした。「クイズ屋にとって興味が引きやすい」「当日盛り上がりやすい」問題を選べるメリットがありました。
が、一方でこのような問題がありました。
・まったく知らないジャンルについて、本当に出題価値がわかるか、選定ができるか疑問。
・比較的理解されやすいジャンルや、funny寄りの問題(面白エピソード、インパクトのあるパワーワードなど)に票が集まりがち。
一方で、アカデミック・世代が異なるジャンルや、基本用語だがインパクトのないものは票が集まらない傾向。
・問題選定スタッフの多数派の属性に、選定結果も影響される。
・評価されることに抵抗ある人が問題を出しにくくなる。
・「採用されることを狙った」「過去を踏襲した」問題の増加（採用されたい、というのは嬉しいのですが……）。
mQはfunnyではなくinteresting、一問一問のインパクトというより「問題群として、どこかに興味をひける」「より幅の広い出題をする」ことを重視します。そのため、下記のような形で行います。
・クイズとして成立し、裏取りができた問題のうち、「各小ジャンルで先に投稿されたもの」「☆印(特に出したい問題。1人1問)」を優先して出題。
・ただし、「すでにクイズで聞かれているか」なども加味し、神野が総合的に判断。
・当日出題する問題は「大・中ジャンル」が偏りすぎないよう調整。当日出さない問題も後日「みんはや」などで出題。
「出題価値を本当に理解できるのは、その業界に詳しい出題者」という考えに基づき、「提出順と希望」の優先順位を上げ、「神野の価値基準」の優先順位を下げています（まったく無くすわけではありません）。
問題の手直し
「事実関係の誤り」「誤解を招くもの」「耳で聞いてわかりにくいもの」は修正を行う可能性があります。その前提でご提出ください。
ただし修正は最低限とし、「新しいフリをつける」「問題と正解を入れ替える」「周辺知識から新たに問題を作る」などは行いません。
・早押しではないので、「ミスリード」「差別化」を考える必要性が薄い
（だからこその「全問ボード」です）
・「手直しされるなら、問題を出したくない」という人もいる（推測）
・労力を極力削減したい
という考えからです。
皆様からの問題があっての企画ですので、なにとぞよろしくお願いします！
なお今回のジャンル区分の考え方はこちら。
