橙武者クイズ文章置き場

クイズ企画者・プレーヤーの橙武者(神野芳治)です。Twitterでつぶやくには長すぎる文章をこちらに置いています。

ABC the eighthペーパー振り返り

事前の対策(前回からの変更点)

diedie16.hatenablog.com

○前回は対策ペーパーへの心理的ハードルをあげすぎてメンタルを壊した

 →今回は意を決して対策ペーパーに参加することに。

○前回は「落としちゃいけない」系ペーパーで落としまくった

 →今回は「一旦全部解いて」「誤答の要因を分析する」ことに。

  分析の結果はこちら。

 

振り返り(ネタバレ注意)

abctheeighth.livedoor.blog

 せっかくなので分析の基準に従って。

 

ケアレス

8. 東北自動車道 → 「青森市までを結ぶ」「日本最長」「道路」だけで6号線と誤答。もっともこれは僕以外にも引っかかった人がかなりいた模様。

24. シルクロード → 「結婚を発表」「リーダー」でなぜか東海オンエアが頭に浮かび、対策力で「てつや」と誤答。シルクロード長野市オープンに本名フリで出しているのだが……。
もっともFischer'sと東海オンエアの区別がうまくついてないのも事実。
この話をしたら「今、東海オンエアは半地下なので出にくい」と言われた。それもそう。というかそれで頭に残ってしまっていた。

34. サプライチェーン → 「物流業界」「製品が消費者の手元に届くまで」でラストワンマイルと誤答。サプライチェーン自体はB to B企業勤務なので超絶仕事でも言うのでこれは哀しい。

70. フリードリヒ・フォン・シラー → 正解したかもしれんが、シラーと書いた記憶がなく、ゲーテとかカントとうっかり3文字名前を書いてしまった気がする。

思い出せず

81. 脱構築 → 聞いたことはあるが……。

99. ヴァリエーション → 『ダンス・ダンス・ダンスール』とかで絶対見たことがある単語だな、と思ったが出てこず。対策ペーパーでも出てたのが後で判明。

区別できず

27. エンゲージメント率 → インプレッションとよく区別ができてなく誤答。「Xでよくみるやつ、ではない方」でインプレッションと対策ペーパーでよく答えて正解していたので已む無し。ちゃんと覚えよう。

61. 熱圏(ねつけん、ねっけん) → 正解できたかも。ただ対流圏とか書いたかも(自信なし)。ここはリスト化できてなかった。

92. 門 → 網、と書いた気がする。

94. ソロン  → ここらへんのギリシャの政治家もごっちゃになってた。

想起できず

49. 田沼意次 → 株仲間で水野忠邦……いや解散させたはず、誰だ?と出てこず。賄賂や印旛沼狂歌や息子が暗殺などのキーワードはないが、たしかにこれは田沼意次だ。こういう「本質」を問われると弱い。

98. 諱(いみな)  → 「口に避ける」「実名」で真名と解答。誤答かどうかは微妙?

うろ覚え

48. 保存力 → 僕は理系が大の苦手で、かつ、高校の理系授業もロクに聞いていなかったので、ここらへんがかなり穴。クイズで耳にしたことはあったが……。

73. カツオノエボシ → 言われてみればそう。

80. コメントアウト → 問題集で見かけた知識ではあった。

90. バレンティーノ・ロッシ → これも言われてみればそう。

初見

50. 伸るか反るか → もちろんことわざとしては何度も見るが、クイズで問われたのは初めてかもしれない。

76. テクスチャー → 言われてみればCMで聞いたかも。クイズで聞かれた記憶なし。

82. 級化 → これはさすがにクイズには過去出ていたのだろうが、自分にとっては全く引っかからなかった。

逆に、ここ半年で積めたもの

40. パンパ→ここらへんの「紛らわしいやつ」は、間違えた後にExcelでまとめていたので自信持って正解。

65. 極性 → ありがとう対策ペーパー。

69. 4世紀 → ありがとう対策ペーパー。富雄丸山古墳も超絶たくさんみた。

100. 『プロジェクト・ヘイル・メアリー』 → 自作もしていたが対策でも見かけた。100問目に出すにはオシャレな問題ですね。ヘイルメリー。

 

 あと「75. パネンカ」はモノシリで出てて、「え、ABCのそれも75問目に出るの?」と首をひねりながら書いた。他の方も書いていたけど、あまり自分で「難問」「易問」「これは出る/出ない」とか決めつけない方がよいのだと思う。

 

 以上を除いて81点。おそらくまだいくつかミスをしている可能性あり。

 結局67位。ボーダーには遠く及ばない惨敗。
 通過ボーダーが83点(近似値差)で、2-3点差となると僅かなようで、抜けた若手・中堅層とはかなりの実力の差を感じた。

 

 

 自分の中ではいろいろ分析はできているが、そこを書くとかなり暗い内容になるのでこれ以上は控える。ただ、一つだけ言うと、総じて「アカデミック知識が穴」ということ。逆に言うと最近よく問われる系の知識はほぼほぼ抑えられていた。
 今後もこういう「アカデミックな本質」からの知識が出されることを考えると、中学校の教科書を入手して読む、あたりがポジティブな解決策。

感想

 それにしてもあらためて読むとよくできたペーパーだと唸る。あくまで「短文基本」の範囲からずれておらず、それでいて新奇性がすごい。
 現役大学生の方が「最近の傾向とも異なる」と書いてて「そうなのかー」と思った。クイズはどの傾向であれ、「定型文を覚えてそれに反応する」のが一つの攻略法だが、それでは解けない知識群、という思いを(勝手に)感じた。


 20分100問というかなり厳し目の時間配分と合わせて、「知識」だけではなく「ごく限られた中での正確性、処理能力」を問われた感。僕はペーパーむちゃくちゃ早解きの方だけど、それでも今回はほぼ見直す時間がなかった。

 

 もちろんこの傾向にもみんなで適応していくのだろうけど(多分次回の対策ペーパーには、今回のような傾向が大量に出る。そしてみんな大量に外すのだ)、新しいものが出続けるクイズのダイナミックさ。それを見届けたいな、とあらためて思った。

 

次回に向けて

 ABCがどうこうというより、来年から仕事が忙しくなるので、競技プレーヤーとしてはこれで一段落、とずっと決めていた。
 というよりここ数年ずっとそう思っていたのが、コロナもあって延期になっていて、いよいよ踏ん切りをつける時が来たんだな、と思えた。

 ベクトルは下記と変わっていない。ABC9があったらペーパー突破をしゃにむに目指すことはしないだろうとか、企画者としてやりたいことも少し変わってきている、というように細部は少し違うけれども。

 

diedie16.hatenablog.com

 

 次回のABCにも多分出ると思うけど、ペーパーの目標を決めてどうこう、というよりは「そのときの手札でどれだけできるか」挑む形になると思う。おそらく100傑も厳しいだろうが、新しい知識や切り口と出会えることは楽しみたい。

 とか言いつつ、次回も対策ペーパーは出そうと思うし、それまでの間中学~高校の教科書は一通り読もうと思った。あと理科は小学校の高学年も。

 

 

 スタッフの皆様ありがとうございました。