【mQ/ひとりモノシリ 05】「クイズ界に多い」属性の方からも問題を集めます!
現在のクイズの出題者に多い、「2-30代」で「インドア趣味・文化部系」の「男性」の皆様にも、問題ご協力いただければと幸いです。
今回は、このような「多数派」のかたがたに、こういう風に問題を作ってほしい、ということです。
上記の属性ではない方は、前回の記事をご覧ください。
図作るの下手すぎんか?
① 自分の世界の深掘り
職業、学業、趣味、生活など「普段触れている世界」のうち、「その業界では有名」だけど「まだあまりクイズでは出ていない」問題はないでしょうか。
「自分の仕事・専攻ではみんな知ってる」
「趣味の世界ではみんな知ってる」
「自分の出身地ならみんな知ってる」
ことで、まだあまりクイズでは聞かないことはないでしょうか?
趣味で言えば、「坂道系アイドル」「漫画・アニメ」「ネットミーム」「ゲーム」「食べ歩き」「見る野球(なんJなど)」……ここらへんはいかにも好きなクイズ屋が多そうですが(現に僕のタイムラインでよく見かける話題です)、これらでもまだ「その業界ベタで、クイズであまり出されない」ものはありそうな気がします。
なんせ多数派なので、すでにかなり掘り起こされている可能性もありますが……。
普通のクイズで出そうとすると「クイズ的には知られておらず、スルーになるおそれがある」「趣味の色が濃すぎる」という問題も、「その業界で知られている」のならば、どんどん提出いただきたいと思います。
②知人の世界から問題を作る
家族・親戚。友人。上司・同僚・取引先。クラスメート。バイト先の人。行きつけの店の店員さん。などなど。
属性で言えば、「やるスポーツ好き」「海外在住経験あり」「喫煙者」「車やバイクが好き」「ファッションにこだわりがある」など。
周囲に「クイズ界には少ない属性」の方はいませんか?
もしいたら、「最近どんなことに興味があって」「その世界ではどんなことが基本なのか」、機会があったら聞いてみてください。
自分から聞かなくても、「そんな話を一方的にされたなあ」「漏れ聞こえてきたなあ」「よく○○というフレーズ出てくるなあ」でも結構です。
僕も仕事の飲み会や、飲み屋の店員さんや酔客、髪切ってもらう美容師さんに聞いた話から問題を作ることが時々あります。また、新人の「自己紹介」集も作問のヒントの一つです。
自分の力で世界を広げるのは手間なので、「既に世界を持っている人」の力を借りて世界を広げるのがてっとり早い、との考えです。
③(自分が触れてきた)フィクションから問題を作る
自分が読んでいる本や漫画などで、登場人物の会話に出てくる言葉から問題を作る……というのを私はよくやります。
②が「実在の人物」だとすれば、③は「非実在の人物」の力を借りるイメージです。別の言い方をすれば、「作者」が現実を取材して「これはその世界では普通に使われている題材」と見なし、「担当編集」や「校正」などがチェックしているのであれば、一つの参考になるのでは……という考え方です。
mQでは(できれば)× 「クイズの問題を作る」ために新しい世界を調べる
普段であれば、「作問」のために新しい世界に目を向けることは、自分の世界を広げるため非常に良いと思います。
自分と接点のないジャンルの雑誌を読む、ダンスの問題が作れるかもと思って『ワンダンス』を読む、入門編として新書を読む、などなど。私も心がけています。
ただ、mQにおいては、「作問を意識して新しく触れた」世界からの出題は避けていただければと思います。
「その業界で知られている」かどうかが、①②③に比べると把握できない、というのがその理由です。
「多数派属性のクイズ屋が、作問を意識して新しい世界に触れて作った問題」は、「ひとりモノシリ」の方で出す予定です。
作問を意識して触れた世界よりも、「いま、自分がいる」「その世界の人に話を聞ける」「その世界についてのフィクションに継続的に触れてきた」ものから、問題を出していただければ幸いです。
○どうやって問題を出すか?
ただいま準備中です。10月1日には問題募集を開始予定です。
(開始後、こちらにもリンクを貼ります)