【mQ/ひとりモノシリ 01】なぜ開催するか
11-12月に下記2イベント開催します。
○「mQ '22」 12/11(日)青砥
○「神野芳治 ひとりmono-series'22」 11/5(土)亀戸
【参考(概要)】
今後、こちらで文章を掲載していきます
開催にあたり、クイズに対する思い・考えがあります。ただ、長文を読みたい人ばかりではない。
○長めの文章は、こちらの「文章置き場」で原則オープンとする。
○公式サイトの方は「決まったこと」だけを記載する。
事前から考えをオープンにすることで、「クイズイベントを作り上げるのって面白い」のを伝えます。
なお、「他の傾向を批判・攻撃しない」「自分の考えを卑下しない」ことを特に注意します。また長すぎると読む方も辛いので、1回2000文字以内とします。
01 なぜ開催するか
いろんな思いがあるのですが、特に大きな3つをお伝えします。
(1)いろんな人が楽しめる、新しいクイズイベントの形を作り、発展させる。
現在のクイズイベントの大半は、「ステージ上で少数の人が」「勝てばクイズを続けられ、負けたらそれ以上クイズができない」スタイルです。
もちろん、演出に凝ったり、全員1-2回は早押しができたり、部屋ごとに分けてランク別にしたり、などなどの工夫がなされています。その中で自分も日々楽しんでおり、作り手の皆さんには感謝しています。
そういうスタイルは良いのですが、他のスタイルは考えられないか。
「勝っても負けても、全員が同じ数だけ」「最初から最後まで」クイズを楽しめる形はないだろうか。
「見るよりは自分がクイズしたい」「でも、参加してもほとんどクイズできない」という人もたくさんいます。強豪だけではなく、そういう方にも楽しんでいただけるスタイルがないだろうか。
そう考え、これまで早押し機の代わりに起立する「早立ち」によるmono-seriesを開催してきました。今回の2イベントはその発展形です。
新たな試みとして、
○「250問問題がたまれば、早立ちで半日みんなで楽しめる」仕組みの整備。準備リスト、画面表示用のExcelなど。
○「問読みに録音した音声を使うこと」で、労力の大幅削減、特に各地・各サークルでの再放送をしやすくする。問読みに自信がない人でも、再生ボタンを押せば企画ができる。
他にも皆様の力を借りながらいろいろと試し、実現します。
(2) 「早押し」以外のクイズを模索し、定着させる。
現在クイズ界で楽しまれているのは「早押し」が大半です。メリットはたくさんある一方、「早押し」では実現しづらいこともたくさんあります。
早押しに解答・正解できるのは基本的に1問につき1人だけです。「エンドレスチャンス」「早押しボード・早立ち」など複数人解答できるものもありますが、デメリットもあります。「強い人がわけのわからないところで押して正解し、結局全然答えられない」「かといって最後まで読むと問題数が少ない」など。
詳細は後日書きますが、「早押し」が全員に向くわけではないと思っています。
今回、mQは「ボード」限定で行います。
ボードだからこその「幅広い実力層が楽しめる」「幅広い知識に触れられる(ビジュアル・音声含む)」などのメリットを広めます。
一方でボードは「スピード感がない」「無味乾燥」「競技性に乏しい」というネガティブな印象があるかもしれません。そういう人でも楽しめるよう、「スヒーディ」「イベントならではのお祭り感を出す演出」「競技としても楽しめる形式」などの工夫をします。
自分にとってもチャレンジですが、やりようはあるはず、と思っています。
(3)既存では出しにくい、幅広い問題を出す。
現在のクイズイベントでは、「クイズ慣れした人が出題する」のが大半です。出題者の努力で幅広い出題はされていますが、「出題しにくい」ジャンル・切り口はあります。
私も「自分と違う属性の方が触れるジャンル」は作りにくく、作ろうとしても「記事・検索結果を参考に」「出しやすい切り口(既存の改題、名前の由来、エピソードなど)」で作問しがちです。
「mQ」では、
・極力幅広い「クイズの経験・スタンス」「属性(世代、性別、趣味などなど)」方に出題いただく(出題者も参加できます。「自分の問題は正解扱い」です)
・「自分が普段触れている世界では大半の人が知っているもの」を出題いただく
……ことで、より幅広い問題群を作り上げます。
「mQ」の「m」には、「mosaic」「mix」「matrix」「my」「みんなの」という意味を込めています。
Discordにてスタッフ募集中です。
「新・一心精進」に載ると気が引き締まりますね
今回はここらへんで。