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【mono-series】(7)「地方でも」「途中参加・退出でも」楽しめる~「関東だけ」「半日ずっと」以外の可能性

 mono-seriesは、本家も学園も、東京だけではなく札幌・仙台・名古屋・大阪・福岡の計6地区で行っています。

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 学園モノシリについては、当初は「本家のスタッフ不足が懸念される」仙台・名古屋でだけ開催する予定でした。が、「九州新人戦と連戦でやるのはどうでしょうか」というオファーに応える形でまず福岡の開催を決め、「札幌でも高校生対象にやりたい」とのオファーで、なんと1週前に開催決定(北大は例会日だったので、例会での企画として使用)。だったら残りもやっちまうか、ということで大阪と東京もやることにしました。

 尖ったコンセプトのイベントではありますが、「東京でだけ開催する」のではなく、「全国6地区で開催する」ことにはこだわっています。 

 

どの地方でも、いろいろなクイズを楽しめるのが理想

 全国どの地方でも、「短文基本」だけではなく、いろいろな傾向のクイズが楽しめるのが理想だと思っています。mono-seriesもその一環でありたい、というのが信念です。

・幅広い傾向の方が、より多くの人を受け容れられやすい

 「短文基本」が一番受け容れられる人が多く、スタンダードとしては最適だと思います。しかし、「短文基本」だけではカバーしきれないし、「短文基本」でない方がいい場面もある。詳しくは下記にて。

diedie16.hatenablog.com

・モノシリは、6地区+サークル+ネットで

 本当はもっと多くの地区で開催をしたいのですが、運営などを考えると1会場あたり15-20人くらいは参加してほしい……ということで、ここ数年は上記6地区で開催しています。
 それ以外の地区については、「サークルでの企画」に活用頂くことも可能です。ただし、大会直後にネットでいろいろつぶやくのが醍醐味の大会なので、緘口令をしくことはできませんが……。過去には沖縄で使って頂いたことがあります。 
 また、昨年同様、問題集発売前にSkypeを用い「ネット開催」をする予定です。

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・デリケートな話ですが、日程調整にご協力頂ければ幸いです

 mono-seriesの傾向は、万人受けするものではないかもしれません。しかし、「短文基本」「長文難問」「バラエティ」とまた違ったクイズの楽しみ方を提供しています。

 いろいろな方にいらして頂きたいと思っていますが、そこは個人の自由意志によるものです。ただ、各地方の方々におきましては、「いろいろなクイズを楽しむ」選択肢の一つとして、mono-seriesを残して頂くご配慮を頂ければ非常にありがたいと考えています。
 具体的には、サークルやイベントなどを、mono-seriesの開催日(9-10月の日曜日。毎年3-4月頃に確定します)と被せないようご協力頂ければ幸いです。逆にこちら側も、各地方のサークル・イベントと被らないよう、最大限の努力をいたします。

 

 もちろん各地方・サークルごとの事情が第一優先であり、こちらから無理強いできるものではありません。
 ただ、クイズの多様性の一つの選択肢として、「自分のいる地方/サークルでも、モノシリ系クイズに合う人はいるかも」、ということは念頭に置いて頂けますと幸いです。

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学園モノシリ名古屋の模様。ワンオペだったので、殿堂以外の写真はこれ1枚しかとれなかったのです……。

「途中参加・退出」の可能性

 今までもmono-seriesでは、ご相談頂いた場合は「途中参加・退出」をOKとしていました。今回の学園モノシリでは途中参加・退出」OKということを、告知の際に前面に出しました。(エントリー人数が少なかったための苦肉の策ではあるのですが)

 結果、特に社会人の方で、何人か途中参加・退出された方がいらっしゃいました。この方々は「途中参加・退出」OKにしなければ参加できなかったわけで、「途中参加・退出」が参加者増に貢献したことになります。

 

クイズイベント・サークルの大半は、「半日ずっとクイズ」、だったが……。

 クイズイベントの大半は、「11時頃開始、19時頃終了」と、ほぼ半日を費やして行われます。
 「たくさんの人に」「より多くクイズを楽しんでいただき」「納得できる質量で優勝者を決める」ということを考えると、時間が長く必要です。また、「勝ち残り制」である以上、途中参加は基本できません(負けた人が途中退出することは可能)。
 また、クイズサークルも、半日ずっと参加する方が多く、それを前提に運営されているのが現状と思われます。特に「例会を1人が担当し、1人の優勝者を決める」いわばプチ大会型のサークルだと、途中参加は受け容れにくい(敗者復活から参加する程度)。

 ただ、最近は「ラボクイズ」のクイズイベント、「北千住金曜会」などの平日サークルなど、短時間のイベント・サークルも増えてきています

 

「途中参加・退出」のメリット

 僕自身が25年間「半日クイズをやるのが当然」であったため、あまり「途中参加・退出」のメリットについて考えてきませんでした。
 しかし、今回学園モノシリで「途中参加・退出」歓迎にしたところ、まだまだいろいろな可能性があるな、ということを感じました。

 最大のメリットは、「半日ずっと時間をとれない」「他の予定が入っている」人でも参加できること。これは企画者側・参加者側どちらにとっても大きい。

 そして、「『クイズ自体』『モノシリという尖った傾向』に興味はある」けど「半日はかけたくない」という方でも参加しやすい、ということ。いわば「お試し」がしやすい。これは今まで気付かなかったメリットでした。

 「半日ずっと拘束されるのは、ニューカマーにとっては壁が高い」というのは、クイズにどっぷりつかって「たくさんクイズをしたい」私たちには気がつきにくい(こう書いてる私ですら、25年気付かなかった!!)。上記の短時間イベント・サークルに参加していても、「平日できるのは嬉しいけど、もっとたくさんクイズしたいなあ」という感想でした。昔xyzという初めての方向けの「クイズ体験イベント」をやってましたが、これでも11-17時だったので、いかに固定観念が強かったか……。

 また別途書きますが、「途中参加・退出」OKにすることは、忙しい人にとっても、新しくクイズやモノシリに入ってくる人にとっても、クイズを楽しんで頂く可能性を広げることにつながります。

「セット制」のmono-seriesだからこそ、「途中参加・退出」に対応できる

 とはいえ、「勝ち残り制」のスタンダードなクイズイベントは、なかなか一部参加は受け容れにくい(特に途中参加)。
 一方で、mono-seriesは、ほぼ「1セット1時間の時間限定制」です。途中参加・退出と非常に合うスタイルなのではないか……と、今になってようやく気付きました。
 もちろん他のスタイルでも、「途中参加・退出」を受け容れることは可能だと思います(2時間のイベントを3つやる、とか)。

 

 「勝負、スタッフ業務負担などの公平性」や「事務作業」、さらには「参加費(今回は一律500円ですが、事務面の負担さえ解決すれば1セットいくら、という方が自然です)」などまだいろいろ考えていく点はありますが、今後のモノシリでも「途中参加・退出」という点は追求していきたいと考えています。

 

 

 10月のモノシリも、「6地区開催」で、「途中参加・退出」OKです。
 多様な方のご参加をお待ちしています!

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