橙武者クイズ文章置き場

クイズ企画者・プレーヤーの橙武者(神野芳治)です。Twitterでつぶやくには長すぎる文章をこちらに置いています。

【参戦・イベント】6-7月の「山谷」「QS部」「こうべ」

 企画者側のに比べるとプレーヤー側はあっさり目で(それでも2602文字)。もう時間もたってしまってますし。こういうのはすぐ書かないと。

6-7月に出たクイズイベント

山谷オープン(6/9(土))

山谷(やまたに)オープン 公式ブログ

・タッグ戦。もともとオファー頂いていた方と「クイズよりクイズ論の方が凄そう」なタッグを組む予定だったのですが、急きょご家族の都合で出られなくなったということで、Uchidaさんと「Photo&Video」という名前で出場(撮影班、ってことです)。

・ペーパー。23点くらいで、タッグ戦なので正確な順位は不明ですが、いつもがシード常連なのに比べるとかなり低いのは確か。

・早押し。周囲のスピードについていけなく、焦ったのか世代だからか、うろ覚えの「ポケビが100万人署名を集めた」=「POWER」を「Rapturous Blue」(デビュー曲)と誤答。以後ずっと解答権剥奪で、終盤Uchidaさんが「スーパーマリオUSA」を正解頂いて復帰した後、「タンポポ(映画。問題には出てなかったが生卵の口移しがエロい)」「わ(レンタカーで一般的なかな)」を正解するもポイント及ばずゲームセット。

・この日は会場の電源が使えず。「本当は駄目なのに勝手に使ってしまっている大会もある中、毅然とルールを守る」のは当然のこととはいえ非常に良いと思う。その一方で、みんなコンセント使いたいと思うので、追加料金を参加費に上乗せしても会場のコンセントが使えればありがたいところ……。(観戦中にパソコンに触るのがどうか、というモラルの問題はヘ別として。僕はうるさくなければいいと思っています。そのために音が出にくい機種を選んでいます。)
 ともかく、途中でロッテリアに移動し諸大会の事務事務事務事務。

・あとで音声聞き直したら、「ビリヤニ」「精神コマンド」がスルーになっており、現役カレー好き&元スパロボ好きとして涙。答えたい問題を壇上で答えるためには、その前にスピード合戦に勝たないといかんのだよなあ。

・終了後は飲み会。若手が日本酒飲んでるだけで嬉しくなってしまう。

・帰り際どこかでコンタクト落とす。

QS部オープン(6/10(日))

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・ペーパー。「辻村深月(メジャースプーンはファンの中でもマイナー目)」「高橋優(『福笑い』はよく職場カラオケで歌う)」「ラーメン二郎」と差し込み3問のおかげでシード。

・ところが早押し、「スピードについていけない」「焦って変な問題に手を出す」のは前日同様。「VIO脱毛」(モノシリで出てるのに!)を「ブラジリアンワックス」、「紫紺対決=順天堂と駒沢」をなぜか「順天堂と神奈川大」と誤答し飛びリーチ。
 リフィーディング前振り頻出の「鳥取城」、言葉問題の「累卵の危うき」を正解するも、これは勝ったjso、610、そしてドクロといった面々が強い。

・ちなみにVIO脱毛のときに口走った「自主規制神がやった奴!!」というのは、彼が施術を受けたわけではなく、シンサでこういう出題をした、ということです。
 実演が未だに目に焼き付いている。訴訟したいレベル。

jbbs.shitaraba.net

・思い出シード賞としてゴーヤの種(シード)を頂戴する。事務所の観葉植物が枯れたので鉢をもらい、今自宅のベランダで育てております。2ケ月たったらこうなった。

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41年生きててはじめてリアルに「おしべとめしべをくっつける」経験をしました

・コンタクトを買うためにここで早退。

 こうべオープン(7/15(日))

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・ペーパー。前回2位→22位。細かい所でミスを重ねたのと、「みんな落とさないんだけど自分は落とす」パターン。

・前回やらなかった早押し1回戦。前フリから難易度が落ちたところで拾った「コナン・ドイル」と、世代問題の「LOVEマシーン」を正解しすんなり勝抜け。

・7○3×。普段対戦しない相手である煎茶くんのいる組を選ぶが、さすが椿の決勝常連だけあって強え強え。圧倒的な速さで1抜け。あとはジョンくんが強い。こちらはまた「スピードについていけない」「焦って変な問題に手を出す」展開。と思ってたら終盤じりじり正解したMINGくんが逆転。あきらめたら駄目なやつだったんだ。。。

 

3つまとめて振り返る

・全部「スピードについていけない」「焦って変な問題に手を出す」という負けパターンが一緒。

・じゃあ勝ちパターンは何かというと、序盤はスロースタートだけど、中盤に得意分野を前フリでかっさらってリードを奪い、相手が焦って誤答を重ねてたところで指問もじょじょにとっていく、というスタイル。

・そして何が問題かというと、「クイズをここ数年頑張っている」「(世代的に30歳前後の)中堅社会人が」開く大会だと、「知識勝負」でのアドバンテージが一気にななる(最近だとQ1とかも)こと。ペーパーも他に比べると低く、前フリでとれる問題も少ない。で焦って……という悪いパターン。

「出題者の世代や個性が変われば、得意とするプレーヤーも変わる」というのは、クイズ界全体の最適を考えればいいこと。それだけ多くの方が活躍できる余地ができるわけだから。
 ただ、ことプレーヤーとしての自分を考えたときには、これじゃあ駄目なんだよなあ……(なお、僕は「自分が活躍することはクイズ界全体のためにはマイナスではない」が、「僕よりもキャリアが浅い方が活躍した方がクイズ界全体のためにはプラス」だと思っていて、その点は悩みつつも競技である以上やむなし、他の点でクイズ界に貢献しよう、と思っています。面倒臭い性格)。
 そもそも優勝したのが秋田さん・石野さんや春日(こうべの北村くんは別として)なわけで、世代のハンデは言い訳にはならない。

・また、6-7月が企画者関連で忙しかったというのも確かだが、今以上に仕事ほかで忙しくなることも予期されるわけで、「事前にプレーヤーとして調整できなくても」「忙しい時期でも頭を切り替えて」プレーヤーとしてどうパフォーマンスを発揮するか、という点も課題。 

 

 

 というわけでプレーヤーとしては課題が多く残る3戦でしたが、楽しかったのもまた事実です。主催者の皆様ありがとうございました!